パレスチナ、ガザ地区の関係者は15日、ラマラで、「イスラム原理主義組織・ハマスの政治局最高幹部の１人マシャール氏が来週、カザ地区を訪問する」ことを明らかにしました。

　これによりますと、マシャール氏は21日、カイロで、パレスチナ自治政府のアッバス議長と共に、首相と閣僚の最終人選リストを発表します。その後、ガザ地区を訪れますが、滞在時間や随行者は明らかになっていません。

　エジプトの斡旋の下、パレスチナ民族解放運動・ファタハとハマスは5月初め、カイロで和解協定に調印し、パレスチナ自治政府の立ち上げに合意しました。これによって4年間にわたる分裂が解消されています。（朱丹陽　高橋）国際・交流へ