カザフスタンのナザルバエフ大統領の招きに応じて、中国の胡錦涛国家主席は12日カザフスタンの首都アスタナに到着し、公式訪問を始めました。訪問期間中、胡主席は上海協力機構成立10周年サミットに出席する予定です。

　胡主席は空港で発表したステートメントで「中国とカザフスタンは隣国で、戦略的パートナーでもあり、両国国民の友情が長く続いている。国交樹立20年来、両国の関係は持続的、健全かつ安定して発展している。双方が共に努力している状況下で、中国とカザフスタンの戦略的パートナー関係は新たなステップに進むことができると信じている」と述べました。

　また、胡主席は「上海協力機構成立10周年サミットは、この機構の今後の発展に重要な意義をもっている。各加盟国の努力により、このサミットで今後の発展計画を打ち出すと共に、発展の基礎を固めることができる」と指摘しました。（翻訳：Katsu）