会員登録

 アフリカ最大の自由貿易区、協議開始

2011-06-13 11:10:37     cri    

 東南部アフリカ市場共同体(COMESA)、東アフリカ共同体(EAC)、南アフリカ開発共同体(SADC)加盟国の首脳と政府の代表は12日、南アフリカの経済的な中心地であるヨハネスバーグで、第2回3者サミットを開き、アフリカ最大の自由貿易区交渉の開始を発表しました。

 このサミットは「3者の一体化を加速する」をテーマに、単一の共同市場の設立を長期的な目標にしています。今後3年間に、まず3大地域集団内の商品についての自由貿易を実現し、貿易発展の環境と投資の自由な流動のための強固な基盤をつくることを提案しました。

 これまで、EAC、SADC、CMESAは、それぞれ2005年、2008年、2009年に自由貿易区の建設を始め、自由貿易区の設立に一定の経験を積み重ねてきました。しかし、国の発展レベルが不均衡で、インフラ整備の立ち遅れ、労働力不足などの問題は、自由貿易区の建設にさまざまな困難をもたらしています。

 EAC、SADC、CMESAは26か国からなり、加盟国の人口は合わせて6億、アフリカ総人口の約57%となり、GDP・国民総生産額は1兆億ドルで、アフリカ全体の58%を占めています。(翻訳:董燕華)国際・交流へ

関連ニュース
写真トピックス
コメント
今週の番組
今日熱点
快楽学唱中文歌
特集ダイジェスト
LINKS