アフリカのアンゴラを訪問中の中国の王岐山副首相は22日、「中国とアフリカの協力は、双方の国民だけでなく、世界の平和、安定、発展にも有利である」と強調しました。

　王岐山副首相はアンゴラの首都・ルアンダで、ドス・サントス大統領と会談しました。その際、王岐山副首相は「ここ数年、両国はそれぞれの長所を生かして、経済貿易、投資、エネルギー、金融などで、一連の実務的な協力を展開してきた。これは、自国の建設と経済発展、地域の平和と繁栄に、積極的に貢献した」とした上で、「中国は、アンゴラを含むアフリカ諸国と協力していきたい。互恵共栄の下、発展の速度と構造、品質、効果を統一させる。中国はアフリカへの援助プロジェクトで、安全確保に全力を挙げて、アフリカ人民に真の幸福をもたらしたい」と強調しました。

　これに対して、ドス・サントス大統領は「グローバル化が加速している現在、両国の協力が深化し、強化されることを望んでいる。また、経済貿易、エネルギー、資源、農業などの協力も充実してほしい。中国企業の投資を歓迎する」と述べました。（朱丹陽）

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