OPEC・石油輸出国機構は10日、今年の下半期、世界の原油市場は供給不足になる見込みだと明らかにしました。
これはOPECの最新月例報告書によるもので、現在、原油の季節性需要が増加しており、原油の採掘量は実際の需要増についていけないということです。
また、今年の世界の原油需要の予測は、5月の月例報告書より6万バレル増え、日量8814万バレルになると上方修正されました。
8日開かれたOPEC閣僚級会議で、サウジアラビアなどの国は原油生産量の拡大を提案しましたが、イランなどが反対しました。関係各方面の食い違いが大きかったため、今回の会議では原油生産量の増加について一致できませんでした。
2009年初め以来、OPECの原油生産量は日量2485万バレルを維持しています。(06/11 訳:Lin 校正:大野)
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