中国では、新型農村協力医療(略称「新農合」)に参加する農民が農村人口の96%を占める8億3200万人に達しことが衛生省の10日の発表で分かりました。
衛生省の記者会見によりますと、今年、新たな財政拠出によって、新農合に対する補助基準が一人当たり年間120元から200元に引き上げられ、入院費用の補助比率も60%から70%となり、補助金の上限は3万元から5万元以上になりました。また、重大疾病の医療保障対象の範囲が広がり、末期腎不全の透析治療、子宮頸癌、乳腺癌、重度の精神病などの疾病が重大疾病保障の対象に入っているということです。
中国は2003年から、農村地域で新型農村協力医療制度を普及しており、政府と農民の共同出資により基金を設け、農民に医療補助金を出しています。2010年末時点で、延べ33億人が補助金を受けています。(訳:FUYING チェック:中原) 暮らし・経済へ
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