内蒙古日報によりますと、低炭素の満洲里、グリーンな税関都市、健康的な自然環境旅行という目標を実現するため、満洲里は「多元化投資、億元の緑化」と名づけたプロジェクトを実施しています。このプロジェクトに基づき、観光の関連施設の改善と整備をすすめると共に、ロシアやモンゴル、日本などの東南アジア諸国の観光都市との協力を強化し、関係サービスのレベルを引き上げています。

　統計によりますと、今年第1四半期に入ってから、観光を目的とした入出国者の人数は26万人を超えたということです。

　この他、満洲里では2010年に、中国・ロシア・モンゴル科学技術展や国際観光祭り、国際冬季祭りなど世界的な大会が開催され、大きな成功を収めました。関係の統計によりますと、2010年に、満洲里を訪れた観光客の数は昨年同期に比べ9.4％増え、551万人に達し、関連収入は37億元（日本円でおよそ481億円）を超えたということです。（万、吉野）　暮らし・経済へ