データによりますと、2011年の大学入学率は史上最高の73％に達するそうです。2010年の入学率は69%でした。

　教育部の歴史統計では、中国が1977年大学入試を再開した当時、全国で570万人の申し込みがありましたが、入学したのは27万人で、入学率は5％にすぎませんでした。80年代中期以後から90年代までは、20%-30%前後でしたが、1999年、大学入学の募集人数が増加、入学率は56％に達しました。その後の10年間は、60％前後で推移しています。

　しかし、この73%という数字は、「子供10人のうち7人が大学に進学できる」ということを意味しているのではありません。中学校から高校への入学率は50％にすぎないため、多くの学生が職業高校に進学しているということです。（翻訳：オウギ　チェック：吉田）　暮らし・経済へ