教育省が運営している中国教育オンラインはこのほど「2011年大学受験生調査報告」を発表しました。それによりますと、受験生の数が引き続き減少しているため、一部の大学は将来、生き残れない可能性が出てくるということです。
報告によりますと、出生率の低下につれ、受験生の数は2008年の1050万人を境に、ここ2年で累計で200万人減少しており、。今後さらに速いスピードで減少する見込みです。この情勢は2017年から2020年前後まで続くと見られています。
一方、大学の学生募集計画は逆に増加傾向にあります。ここ3年、全国の大学への平均合格率は急速に高まっており、2008年の57%から2010年の69.5%に達しました。統計によりますと、8の省・市の合格率が80%を超え、一部の省・市は85%を超えています。北京、上海のような大都市だけでなく、今まで学生数が多いため、大学に入りにくかった省でも合格率が急速に高まっています。例えば、山東省の2010年の大学合格率は79.72%に、湖南省は81%、黒龍江省は90%に上っています。
さらに、ここ3年、海外に留学した学生数は24.4%、27.5%、24.1%と、増えており、そのうち増加のペースが最も速いのは高卒の留学生だということです。(翻訳:ooeiei)暮らし・経済へ
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