中国上海市の兪正声書記はこのほど、「今後5年間、上海は金融の法制や、税制、監督管理、人材管理などの面で積極的に模索すると共に、外貨や投資、融資の管理体制における改革を拡大していき、これを通じて、上海市が金融センターの国際化で大きな成果を得ることを期待する」と述べました。

　計画によりますと、今後5年間、上海は金融市場システムの構築を強力に進め、株、債券、通貨、外貨、商品先物、金などの重要な市場機能と国際化の度合いを高めていくということです。

　また、上海は条件に合った海外の企業による人民元建て債券と株の発行を徐々に推進し、上海での清算機構の発展を支持すると共に、世界範囲での人民元による清算体系の建設を模索しており、上海が世界の人民元建て資産の取引、価格設定と清算センターという地位を確立していくということです。（翻訳：Katsu　チェック：吉田）暮らし・経済へ