中国―南部アフリカ開発共同体（SADC）経済貿易フォーラムが4日、北京で開催されました。フォーラムに出席した中国の王岐山副首相は中国がSADCとの輸入拡大を願い、実力があり、信用がある企業のSADC国家への投資を奨励し、SADC国家の自主的な発展能力の増強にできる限りの努力をするとの考えを示しました。

　王副首相はこの中で「双方は経済貿易、投資、金融、エネルギー資源、インフラ整備などの分野での協力を一層強化して、互恵共栄を実現すべきだ」と述べました。

　統計によりますと、去年、中国とSADC加盟国との貿易総額が615億ドルとなり、中国とアフリカ諸国との貿易総額の48.4%を占めました。中国はSADCの最大の貿易相手となっています。今年2月まで、中国のSADC加盟国への直接投資はあわせて99億ドルを超えています。（翻訳：ヒガシ）暮らし・経済へ