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中国、不合理なエネルギー需要を抑制する

2011-06-02 15:43:07     cri    

























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 中国ではまもなく夏季のエネルギー消耗のピーク期に入り、一部の地域のエネルギー供給と需要の不均衡が浮き彫りになっています。中国国家開発発展委員会の責任者は1日、「一部の地域では労働力とエネルギーを大量に投入する無計画な成長によるエネルギー消耗の過剰課題が深刻化しつつあり、エネルギー供給が需要に応じ切れないという状況を緩和するため、包括的な措置を講じ、これらの計画性のない需要を抑制する必要がある」と述べました。

 国家発展改革委員会経済運行調整局の賈復生副局長は当日、記者会見で「目下の発展情勢から見れば、工業生産の急ピッチな成長と夏季エネルギー消耗がピーク期に入るのに従い、電力の需要と供給の矛盾が日増しに目立ってきている」と述べました。

 先月から中国の一部の地区では数回、電気不足の状況が現れ始めています。中国国家電網会社は「6月から全国が電気消耗ピーク期に入り、今年の夏は2004年以来、最も深刻な電力不足に陥る可能性がある」としました。

 データによりますと、今年1月から4月までの中国の発電量は昨年同期に比べ12.6パーセント上回ったとのことです。賈復生副局長は「今年から国際エネルギー価格が持続的に値上がりし、国内市場ではインフレ予期の懸念が高まった。また一部の石炭生産区では資源の再調整作業が進められている状況の中、エネルギー生産は変わらず急速な成長を保った。エネルギー供給保障部門はすでに大きな努力を尽した」とした上で、「一部地区では経済の成長が早く、エネルギー需要が急速に増えている。第1四半期、全国の28の省が発表したGDP成長率はいずれも二桁に達し、全人代に可決された今年の成長幅予期を大きく上回った。今年1月から4月までで、エネルギー消耗量が大きい6大産業の綜合エネルギー消耗量の増加幅はいずれも規模以上工業のエネルギー消耗量の増加幅より0.4パーセント増えた」と述べました。

 国家発展改革委員会経済運行調節局の李揚局長は「エネルギー調整は需要が適切であるかどうかによって決める」とした上で、「エネルギー需要の成長が早すぎることはエネルギー供給保障の正常な範囲を超える状態をもたらす。さらに工業のエネルギー消耗量が大きい業種の急速な成長はエネルギー供給と需要間の緊張をもたらす。需要面での原因を探す必要がある。エネルギー需要の成長を適切に抑制しなければならない」と述べました。

 今のところ、中国経済が急ピッチな成長を保ち続ければ、今後、エネルギー需要と供給間の緊張状態が当たり前の状態になるおそれがあります。また、中国のエネルギー利用効率は世界平均水準に達していないため、エネルギーの節約と利用効率の向上は今後の重要な課題となると見られています。

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