同日夜、チベット学者代表団はフランスの政界、企業界、学術界とマスメディアなどの人士と晩餐会に臨みました。フランス国民議会のジャク議員は、「長年来、チベットを巡る西側メディアの報道は、インドにあるいわゆる『チベット亡命政府』および海外にいるチベット人の話に基づくものだった。しかし、チベットの民意を真に代表できるのは現在チベットで生活しているチベット人だ。こうした幅広い代表性を持つチベット人の声を報道するのはきわめて重要だ」と述べました。
フランスパリ大学人文地理学の博士であり、中国問題専門家でもあるピエール氏は、「フランス社会にはチベットに対する偏見が確かに存在する。たとえば、自分の著作の原稿の中に中国についての一部の見方が中国政府の立場に似通っていることから削除された」と語りました。
なお、中国チベット学者代表団は19日パリを訪れたもので、座談会や、報告会、講演会などを通じてフランス各界と交流を行っています。(翻訳:董燕華)
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