首都各界の人々が参加するチベット平和解放60周年記念座談会が23日北京で開かれました。

　全国政治協商会議の賈慶林議長が席上挨拶し、チベットの飛躍的な発展と長期な安定の実現に尽力しようと呼びかけました。

　賈慶林議長は「チベットの平和解放は、祖国の主権と領土保全を守り、国の統一と民族団結を維持し、政治と宗教が一体化したチベットの封建農奴制を覆すための条件を作った。この60年来、チベットは発展し著しい実績を収めた。チベットの各民族住民は主人公となり、経済は飛躍的な発展を遂げ、住民の生活水準ははるかに高まり、宗教信仰の自由は充分に尊重され、優れた伝統的文化は保護され継承され、生態環境の保護は全面的に強化されている。われわれは今後、チベットの経済建設を全力で推進していくと共に、住民の生活改善に引き続き力を入れ、社会の安定を維持し、ダライ・ラマグループと引き続き戦い、共産党の民族政策と宗教政策を実施し、チベットの飛躍的な発展と長期的な安定の実現を推進していかなければならない」と強調しました。

　当日、チベットの各民族住民もラサで平和解放60周年を祝うイベントを行いました。（翻訳：ＺＨＬ）