第3回中米戦略・経済対話が10日ワシントンで閉幕しました。アメリカの主要メディアはこのほど、この対話で収めた成果を積極的に評価し、「両国が戦略と経済分野で対話を強化することは双方の相互理解の深化、協力の拡大に役立つものだ」としています。

　11日付けの米新聞紙・ワシントンポストは「アメリカと中国は対話期間中、経済面と軍事面における協力を深めることを約束した。これは一里塚的な成果だと認識されている。この対話の終了後、両国の高級軍事幹部は戦略安全保障対話メカニズムで定期的な会合を開く」としています。

　ニューヨークタイムズは「米中両国のハイレベルの会談は経済のほかにもさまざまな議題を網羅している。また、戦略対話の枠組のもとで初めての戦略安全保障対話を行った」としています。

　CNNは、ホームページに文章を掲載し、アメリカのクリントン国務長官の話を引用して「米中双方が協力で得る利益は衝突よりはるかに大きい。両国の軍当局の高級幹部がこの対話に始めて参加し、誤解やミスジャッジによる危険性をいかに減らすかを議論した」としています。（翻訳：任春生　チェッカー：中原） 国際・交流へ