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 中米戦略経済対話が開幕

2011-05-10 12:58:29     cri    

 第3回中米戦略経済対話が9日、アメリカ・ワシントンで開幕しました。胡錦涛国家主席の特別代表である王岐山副首相と戴秉国国務委員、アメリカのオバマ大統領の特別代表を務めるクリントン国務長官とガイトナー財務長官が共同で対話を主宰しました。

 王岐山副首相は席上「1月の胡錦涛主席の訪米は大きな成功を収め、中米関係の新たな局面を切り開いた。中米両国の歴史と文化、経済発展のレベル、国情などが異なっているが、経済分野における補完性が強い。中米経済は二国間という枠を超え、国際的な影響力が日増しに強まってきている。世界経済の回復が不安定な今、両国の経済発展も共同のチャレンジと協力のチャンスに直面している。経済回復のため、両国が実施した諸政策には、補完性が存在する一方、食い違いもある。しかし協力によってもたらされる利益は競争の食い違いより多い。双方は経済対話の役割を生かし、『全局性、長期性、戦略性』と言う主旨を堅持し、両国経済関係の発展を推し進めていくことを重視すべきだ」と語りました。

 戴秉国国務委員は「1月胡錦涛主席とオバマ大統領の会談は、中米関係の発展方向を指し示した。その方向を堅持すれば、両国首脳が達成した共同認識を実現させ、相互尊重、平和共存、互恵共栄という新たな両国関係を構築できるだろう」と述べました。

 開幕式に出席したアメリカのバイデン副大統領は「両国は相互信頼を強め、食い違いを克服し、共同利益の実現を推し進めていくべきだ。また、経済と貿易、投資、クリーンエネルギー、青少年の交流などの分野における協力を強化し、世界経済の復興と核拡散の防止、気候変動に対応し、両国国民と全人類に利益をもたらす」との考えを示しました。

 クリントン国務長官とガイトナー財務長官も、この対話は両国政府の交流に重要な意義があり、対話を通じて相互信頼を深め、協力パートナー関係の発展を推進させ、共同でチャレンジに対応していくとのことを指摘しました。(万、国清) 国際・交流へ

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