国家統計局は11日、4月のマクロ経済の運行データを発表しました。これについて、国家統計局の盛来運報道官は、「物価の高騰は一応は抑制されたものの、価格上昇という圧力は依然としてあり、無視できない。今後もマクロ的なコントロールを通じて物価高騰の抑制をトップの任務としていく」と述べました。
この4月、中国のCPI・消費者物価指数の上昇率は3月よりやや下落したものの、去年同じ時期より5.3%上昇しました。また、PPI
生産者物価指数の上昇率は去年同期に比べて6.3%落ちましたが、3月よりは0.5%上昇していたものです。
これについて盛報道官は「この二つの指数の上昇幅は落ちたことはよい現象である。これは政府が打出した物価コントロールのための政策と措置が効果を発揮したことの表れだ。全般的にみて中国は依然として大きなインフレ圧力にさらされている」と強調しました。(朱丹陽) 暮らし・経済へ
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