国連アジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)は5日に報告書を発表し、中国は今年もアジア及び太平洋地域では経済成長の最も速い国となり、今年のその伸び率は9.5%に達するだろうと予測しています。
この報告書は、アジア太平洋地域の経済伸び率は昨年の8.8%に比べ、今年はいくらか緩やかになり、7.3%に止まるだろうという見方を示し、このうち、中国を除き、インドとインドネシアの伸び率は去年よりいくらか落ち、それぞれ8.7% と6.5%になるだろうと予測しています。さらに、アジア太平洋地域の発展途上国の経済は去年力強い回復が見られたことを踏まえ、今年も引き続き世界経済の成長を引っ張るエンジンの役割を果たすだろうが、先行きには下降していくというリスクがあるとしています。その背景として、先進国の景気回復はまだ力不足の状態にあると指摘しており、その理由として世界の食糧や原油価格の継続的な上昇、それにホットマネーの多数流入など新しいチャレンジを挙げています。(翻訳:Yan) 国際・交流へ
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |