最近、イエメンの首都サヌアで、デモをきっかけとした衝突があいついでいることを受けて、国連のパンギムン事務総長は、28日声明を発表し、イエメンの関係各方面に「最大限に自制を保ち、挑発行為を停止するよう」求めました。
声明は、「イエメンの当面の危機の解消、国の団結の維持と領土保全にとって、大きな心を持った政治対話と相互理解が、非常に重要である」とし、「民間人の保護責任を履行し、国際的な人権法を守るよう」イエメン政府に求めました。
イエメンの一部の都市では最近、反政府デモが相次ぎ、サレハ大統領のほか、政府の要職に就いている親族の退陣を求めています。27日夜、首都サヌアで、数千名の反政府デモ隊が、警察や政府支持者と衝突し、少なくとも12人が死亡、160人が負傷しました。(朱丹陽)
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