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 曽培炎氏、「包容的な発展」に文明の偏見は不要

2011-04-15 20:44:41     cri    

 ボアオアジアフォーラムの曽培炎副理事長は15日に、「包容的な発展を実現するために、各種の文明に対する傲慢さや偏見を捨ててほしい」と語りました。

 これは曽培炎副理事長がボアオアジアフォーラムの年次総会の「包容的な発展」に関する討議で述べたものです。曽副理事長は、「包容的な発展は、各国が互恵共栄を図り、共に進歩や発展を求めたり、各国の文明がお互いに刺激を与えたりすることで発展するものである。各国は対立をなくし、対話を促し、理解を深め、協力を拡大すべきだ。アジア諸国がアジアを一つの家族と見なし、互いに尊重し合い、関心を寄せて協力の基礎を固めることができれば、包容的な発展はきっと実現できるだろう」と語りました。

 ボアオアジアフォーラムの理事長を努める日本の福田康夫元首相は「国家の幸せ」というコンセプトを提起し、「国家の幸せは国家の健康を示す指標であり、具体的には基礎教育のレベルや、法整備の情況、女性の地位などからなる」との考えを示しました。

 会議に参加している代表らは、経済のグローバル化や経済発展の成果と恩恵をいかにしてアジア各国の人々にもたらすか、また経済社会の協調発展を図ることなどについて議論しました。(04/15 訳:Lin 校正:吉野)暮らし・経済へ

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