席上、中央紀律委員会の常務委員を務める中央組織部の張紀南副部長は、「売官行為を行なった者はまずは停職させるか免職する。そしてその不正状況に基づいて内部での処分か紀律的処分を行う。さらに犯罪容疑者は、法に基づいて司法機関に処理を委ね、賄賂を通じて得た職務は断固として剥奪する」と述べました。

　今年に入ってから国内の各省、市、県と郷のクラスの共産党委員会の委員はいずれも任期満了になります。また各レベルの人民代表大会、政府と政治協商会議のメンバーも交替されます。そこでこれら交替過程で見られる不正行為について中央紀律検査委員会と中央組織部は、「不正に票を集めた者はポストには着けず、候補者であった者はその資格が取消される。そしてポストに着いたがこれまで不正行為があったことが分かったものは、辞職させるか、降格させるか、あるいは免職される。さらに、賄賂を行なった者も処理される」としています。また、票集めや賄賂に参与したりこれをサポートした者も処分されます。（朱丹陽）