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 中国、米の「国別人権報告書2010」を批判

2011-04-11 13:43:22     cri    
 中国国務院報道弁公室は10日、「米国の人権記録2010」を発表し「アメリカが発動したイラク戦争とアフガニスタン戦争は大量の民間人の死傷を出した」と指摘しました。

 この人権記録書は「ウィキリークス・ウェブサイトで発表されたデータによると2003年3月から2009年末までにアメリカが発動したイラク戦争の中で28万5000人が死傷し、少なくとも10万9000人が死亡した。そのうち6割以上は一般市民だ。イラク人権省が発表した2009年報告書は『2004年1月から2008年10月までに合わせて約8万5000人のイラク人が死亡した』としている。また、本部をイギリスに置く『イラク死亡者数プロジェクト』(イラク攻撃に巻き込まれて死亡した民間人を集計するプロジェクト)も『アメリカ軍がイラクに侵攻して以来、合わせて12万2000万人の一般市民が死亡した』と述べた」としています。

 また、人権記録書は「アフガニスタンとその他の地区でも、アメリカの軍事行動は地元住民に巨大な死傷をもたらした。米大手新聞社マクラッチーの2010年3月2日の報道によると、2009年アメリカを初めとするNATO・北大西洋条約機構はアフガニスタン市民の死傷者535人を出した。そのうち、113人は銃殺されたもので、2008年より4割以上増加した」と指摘しました。(翻訳:玉華) 国際・交流へ

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