世界銀行は7日、「東アジア・太平洋地域の半期経済報告」を発表し「中国が牽引し、東アジア地域の生産額、輸出額、雇用は危機前のレベルに回復できる。2010年の東アジアの発展途上国の経済成長率は8.7%と見られている」としました。
報告書は「世界的な需要回復や財政、金融刺激策の継続、および、個人消費の急速な回復から見て、世銀は昨年、11月時点の予想から1ポイント上方修正した」と示しました。
また、報告書は「経済の見通しを楽観視せず、世界貿易環境が一段と厳しい状況になるという背景の下で、東アジアの発展途上国は、短期間に経済政策を慎重に制定し、経済構造の調整、低炭素経済の発展などを通して、東アジア発展の長期的な経済増長を促進すべきだ」と指摘しました。(万、吉野)
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