中国の易小準WTO・世界貿易機関駐在大使は29日、ジュネーブで、「中国は一貫して建設的な態度でドーハ交渉を成功させることに努力しており、かつこの努力を最後の一刻まで続けていく」と述べました。
易小準大使はこの日ジュネーブで開かれたWTO交渉委員会非公式会議で発言した際、「中国は多くの加盟国と同様に、ドーハラウンド交渉の進展に焦慮と失望を感じている。ここ三週間の交渉で分かったように、解決しなければならない問題がますます多くなったにもかかわらず、時間はあまり長くない。もし、ドーハ交渉が失敗すれば、多国間の貿易体制に打撃を与えるだけでなく、世界経済にも悪影響をもたらすだろう。中国は発展途上国として、ドーハラウンドの各交渉に一貫して積極的に参加し、関税を減らす面でも最大限に努力している。現在、中国が交渉のために行った貢献は全ての加盟国の平均レベルを超えている」と述べました。
また、易小準大使は、自信を強め、智恵を出して、ドーハラウンドで一日も早くバランスのある成果を収めることに努力するよう各加盟国に呼びかけました。(翻訳:玉華) 国際・交流へ
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