中国共産党チベット自治区委員会の副書記でもある自治区全人代常務委員会のシャンパ・プンツォク主任を団長とする全国人民代表大会チベット代表団が16日と17日、ワシントンにあるアメリカ議会と国務省を訪れました。
議員や国務省代表との会見でシャンパ・プンツォク団長は「間違った報道などによって真実を知らないままでいる西側諸国の人々が実際にチベットへ行ってその目で確かめるようにしてほしい。チベットが中国の切り離すことの出来ない領土であるという原則を堅持し、チベット独立に反対するという約束を守り、中国側の立場を十分理解するようアメリカ側に要求する」と述べました。
これに対しアメリカの議員と国務省の代表は「米中関係は21世紀における最も重要な二国間関係の一つであり、チベットが中国の一部分だというアメリカ側の立場ははっきりしている。双方が交流を強化し、理解を深めて米中関係のさらなる発展を共に促進していくよう望む」と述べました。
ワシントン訪問中、シャンパ・プンツォク主任は地元メディアの取材を受け、チベットの宗教文化の保護や環境資源の持続的な発展で収めた成果を紹介しました。(翻訳:Katsu)
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