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 <全人代>経済成長転換と政治体制改革を強調

2011-03-14 15:39:34     cri    
 第11期全国人民代表大会第4回会議の記者会見が14日午前開かれ、温家宝首相は、中国の経済成長、政治体制の改革、インフレ抑制などの問題について、国内外の記者の質問に答えました。

 温首相は、「中国は経済成長率を引き下げ、経済発展モデルの転換を主軸として、技術の進歩と労働者の素質向上に頼った中国経済の発展へと軌道を進め、経済成長の質と効果を向上させていく。また、インフレ抑制を今年の政府マクロ経済政策の第1位に置く。中国はインフレ予期を管理する自信がある」と述べました。

 人々が関心を寄せる住宅価格について、温首相は、「住宅価格については、まず貨幣の流動性を抑制し、価格上昇の貨幣的基礎を排除しなければならない。同時に財政、税収、金融などの手段を利用して市場の需要を調節し、地方政府の責任を強化する必要もある」と述べました。

 また、政治体制改革について、温首相は「13億の人口を有する中国という大国で、政治体制の改革を推し進めることは容易なことではない。政治体制改革は、安定かつ調和のとれた社会環境の中、中国共産党の指導の下で秩序を以って行なわなければならない」と語りました。

 さらに、「中国の改革と建設はまだ模索中である上、自国の発展が一つのモデルだと思ったこともない。どの国も自国の国情に適した発展の道を歩むべきだとわれわれは認め、各国人民の選択を尊重する。ことなる国、ことなる発展の道はいずれも、互いに尊重しあい、学びあい、参考にしあうことができると我々は信じている」と述べました。

 また日本で発生した東北太平洋沖大震災について、「中国は、日本の状況に応じて、引き続き援助を提供したい」と語りました。暮らし・経済へ

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