中国の温家宝首相は14日、全国人民代表大会の閉幕を受けて北京の人民大会堂で記者会見し、「インフレ抑制を今年の政府マクロ経済政策の第1位に置く。中国はインフレ予期を管理する自信がある」と述べました。
温家宝首相はまた、「現在経験しているインフレは、海外の要因が関係している。世界全体の状況に目を向けると、一部の国の量的緩和が、為替相場やコモディティ価格の大幅な変動をもたらしている。一方、国内では労働力コストの上昇が初級製品の価格高騰をもたらした」と述べました。
温家宝首相はさらに、「中国は三つの面からインフレ予想管理に努める:一つは、生産拡大、特に農業生産によって供給確保すること。次に、流通の活性化、特に農産品流通を活性化すること。第三に、経済や法律の手段による監督管理を強化することである」と述べました。(翻訳:ooeiei)暮らし・経済へ
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