11日に日本で発生した巨大地震により、福島第1、第2原子力発電所の多数の原子炉が稼動を停止し、日本政府は「原子力災害非常事態宣言」を発令しました。
日本の共同通信社の報道によりますと、経済産業省原子力安全・保安院はこの日、東日本大震災の影響で自動停止した東京電力福島第1原発の放射線量の数値が、正門近くで通常の8倍以上、1号機の中央制御室で通常の約千倍に上昇したと発表しました。原子力発電所の外部への放射性物質の漏えいが確認されたのは初めてだということです。
日本の菅直人首相は12日午前、福島第2原発にたいして「原子力災害非常事態宣言」を発令しました。この日の午前5時44分に、避難範囲を第1原発の半径3キロ以内から10キロ以内に拡大し、第2原発の半径3キロ以内の住民にも緊急避難を指示し、住民約10万人が安全なところに避難したということです。
他の報道によりますと、日本駐留の米軍機も福島第1原発に冷却剤を輸送したということです。(万、大野)日本大地震へ
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