アメリカのゲイトナー財務長官は3日、上院外交委員会で証言し「中国などの新興経済体と、日本などの先進経済体、アメリカの経済は今年、三つの速度で成長する模様を呈し、世界経済の回復は目下、様々なチャレンジに直面している」と語りました。
IMFが1月に発表した報告書によりますと、2011年に入り、新興国は依然として6.5%という強い成長の勢いを保ち、日本とユーロ圏諸国の経済は1.5%の成長速度を維持し、アメリカは3%の成長速度に達すると見込まれています。
ゲイトナー財務長官は、「新興国は急速な発展を維持すると共に、インフレ率の高騰の影響を受けているため、一部の国は財政と金融体制の改革に取り込んでいる。より安定した金融体制を構築するならば、国際金融機関はより厳しい管理制度を作らなければならない」と指摘しました。(万、小野)
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