中国の立法機関である全国人民代表大会常務委員会は25日、「非物質文化遺産法（無形文化財法）」を可決し、より規範化した措置で無形文化財の保護に取り組むということです。

　中国の無形文化財には、伝統の口頭文学とそれを媒体にした語学、伝統美術、書道、音楽、舞踊、劇、漫才、雑技、伝統技芸、医薬、暦法、伝統礼儀、祝祭日などの民俗、伝統体育と遊戯などが含まれれます。

　この法律によりますと、政府は無形文化財の認定、記録、登録などの措置を通じてそれを保護し、中華民族の伝統文化や、歴史、文学、芸術、科学価値のある無形文化財の伝承や拡大に取り組んでいくということです。

　法律はさらに、「海外組織また個人は中国国内で無形文化財を調査する場合、地元政府の文化機関に申請し、許可を得る必要がある。調査終了後、関連部門に調査報告や調査の実物写真、資料のコピーを提出する義務がある」と定めています。（02/25　翻訳者：Lin）

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