チベット自治区はこのほど、新たに第3期の無形文化財リストを公表しました。伝統である食べ物の作り方や木製の椀の加工など、チベット農牧民の生産や生活で生かされている伝統的な技法が含まれています。
今回のリストは大別して12種類、101項目が盛り込まれています。そのうち、チベット住民の主食のツァンパの作り方や曲水柳の枝を使った編み方、魚の作り方など、非常に民族色と地域色に富んでいます。
チベット自治区の文化庁によりますと、ここ数年、無形文化財はしっかりと保護、伝承されて、増えているということです。関係部門も民間戯曲や、音楽、民謡、諺、故事などを積極的に収集し、整理に取り組んでいます。このほか、文字関連の資料も整理が進み、発表された論文はおよそ千編、出版された専門書籍は30冊を超えています。(朱丹陽)
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