国連安保理は22日に、リビア情勢に関する緊急会議を開いた後、リビア政府に対し暴力を即時に停止し、民衆の合法的な訴えを解決することを求めました。
安保理の今月の輪番議長を務める、ブラジルのマリア・ルイサ・ヴィオッティ国連大使は、「安保理メンバーは、リビア情勢を注視している。各国の代表は、暴力や民衆への武力行使を非難し、平和デモ行進への鎮圧に反対すると表明している。同時に、数百人もの死者が出たことに、遺憾の意を示した」と述べました。
このほか、安保理はリビア政府に対して、自制を保ち、人権と国際人権法を尊重するよう呼びかけると同時に、リビア国内に居住、滞在する人々の安全の確保、出国への便宜提供、人道主義救援物資及び医薬品の入国許可を求めました。(朱丹陽)国際・交流へ
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |