韓国のイ・ミョンバク大統領は26日に大統領府青瓦台(チョンワデ)で、ボリビアのモラレス大統領と会談を行いました。双方は政治や経済貿易、人的往来、及び国際事務などの分野における両国の協力について幅広く話し合いました。この中で、焦点となったのは、両国の指導者によるリチウム開発協定書の調印です。
大統領府が明らかにしたところによりますと、協定に基いて、韓国鉱産物資源公社を含む韓国の企業が来年4月から、ボリビアのウユニ塩湖のリチウム開発プロジェクトに参加します。モラレス大統領は会談で、「韓国企業者のボリビアでの商業活動に便宜を提供するため、その企業に5年間の数次査証(マルチビザ)を発行する」と述べました。これに対し、イ・ミョンバク大統領は、「韓国はボリビアと経済発展の経験を共有し、その経済発展を支援していく」と述べました。(翻訳:トウエンカ)
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