エジプト国内情勢の安定化に伴い、20日間にわたって業務を中止していた銀行の一部や、博物館、ピラミッドを含む観光施設の一部が20日、営業を再開しました。

　カイロでは、複数の国営銀行の前に利用者による行列が出来ているほか、私営銀行の一部も業務を再開しました。

　また、エジプトは、ガザ地区と境界を接する町ラファの検問所を再開する方針です。

　ラファは、エジプトの管轄地として、エジプトとガザ地区の間で生活物資などを流通させるに当たっての唯一の窓口です。1月30日、ラファの検問所が閉鎖されたため、学生や病気治療でエジプトを訪れた人など1000人以上のパレスチナ人がエジプトで足止めとなりました。（翻訳：コオリ・ミン）国際・交流へ