大型ショールームの外にある壁画「愚公山を移す」

　北京の国立博物館は四年の改築を経て、今月末に再公開されます。国立博物館の面積は6万5000平方メートルでしたが、改築後は、新築部分と合わせて20万平方メートルになりました。

　博物館の外見には大きな変化はなく、部分的な補修だけで、1959年のデザインを保っています。新築部分の高さは42.5メートルあり、地上一階から三階には1000平方メートル以上の展示室が24あります。四階は飲食エリアで、中央レストランでは500人が同時に食事できます。

　地下一階には、1万平方メートルの大型展示室があるほか、多目的エリアもあります。地下二階は文化財の保管庫で、120万点以上の文化財を保管できます。

国家博物館の屋上

　多目的エリアには、600平方メートルのテレビスタジオもあります。博物館の文化財を館外に持ち出すことは禁止されていますが、今後このスタジオを使い、貴重な文化財を館内で撮影したり、生放送できます。これは世界初の博物館内スタジオだということです。（翻訳：牟ケン　チェック：大野）

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