今月9日から、中国の北方地区で二回の降雪がありましたが、中国農業部の専門家は、これが現在の干ばつ状況を有効に緩和することにはならないと指摘しました。
中国農業部の小麦専門家チームの于振文院士は、「長期間の干ばつのせいで、干ばつ地域には50ミリ以上の降水量が必要となる。しかし、北方地区での二回の降雪による降水量は少なく、降水の地域も異なり、干ばつ状況を有効に緩和できていない」と述べました。
データによりますと、現在まで、河北、山西、江蘇、安徽など8つの省で干ばつの被害を受けた小麦作付け面積は660ヘクタールを超え、全体の作付け面積の40%を占めています。(翻訳:牟ケン チェック:小野)
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