華北、黄河・ワイ河、西北地区で拡がっている干ばつ被害に対応するため、中国の国土資源関係部門は、応急措置として、山東、河北、河南、山西など8つの省で井戸の掘削作業をはじめ、これまでに1350基分の工事を始めたということです。

　関係者によりますと、国土資源省は井戸掘削行動指揮部を設立して、華北、黄河・ワイ河、西北の3地区向けの現場作業チームをそれぞれ立ち上げ、地元政府の干ばつ対策を支援することにしています。

　この冬に入って以来、華北、黄河・ワイ河などの地域ではすでに数ヶ月に渡ってほとんど降水がなく、干ばつ状況が続いています。被害地区は主要な穀物生産地区に集中しており、夏に収穫を迎える食糧の生産高に重要な影響を及ぼすのは間違いなく、大変厳しい状況になっています。（翻訳：Yan、大野）

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