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 IMF総裁、国際通貨システムの改革を呼びかけ

2011-02-11 11:38:36     cri    

 IMF・国際通貨基金のドミニク・ストロスカーン総裁は10日、国際金融システムの安定を促進するため、国際通貨システムを改革し、IMF特別引出権(SDR)の役割を拡大するよう呼びかけました。

 ストロスカーン総裁はこの日ワシントンで、「現在世界経済が回復し始めたが、世界がアンバランスの状態に戻った。失業率が依然として高く、所得の格差が拡大しつつあり、社会的圧力となり、国際的な資本の流動と為替レートの波動は金融の安定を脅かしている。国際金融システムを改革しなければ、次期危機の誘因になる可能性がある。国際通貨システムの改革は世界経済のバランスを維持し、持続可能な回復の実現にプラスとなる。また、新興市場の通貨、たとえば、人民元をSDRのバスケットに組み入れれば、全般的な通貨システムに有利だろう」と述べました。(翻訳:董燕華) 国際・交流へ

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