中国東部の山東省が、60年ぶりの干ばつに見舞われています。
山東省干ばつ防止指揮本部は22日、「省内の干ばつが深刻になっており、60年ぶりの干ばつに見舞われている」と発表しました。これによりますと、去年9月下旬以来、省内のほとんどの地域でまとまった雨が降っておらず、例年より気温が高くなっています。現時点で、24万の人間と10万頭以上の家畜の飲料水が不足しています。また、200万ヘクタールの小麦も影響を受けています。ただし、各地が積極的に取り組んでいるため、今のところ、飲料水の供給問題は起きていません。
これまで、山東省政府は、干ばつ対策として6億8000万元を投入し、200万人を動員しています。(朱丹陽)暮らし・経済へ
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