今日（2月3日）は中国の春節、旧暦正月の元日です。非常に賑やかな大晦日の夜を過ごした後、中国各地は新年を楽しく迎えました。首都の北京から西北部の天山山脈の麓にかけて、東北部の雪に覆われた原野から南方の熱帯海辺まで春節の喜ばしい雰囲気に包まれています。

　大晦日の夜、北京市左安門に住んでいる86歳の米福澤さん夫婦は家族全員10数人と一緒に、除夜の晩餐を食べました。米さん夫婦は2週間前から春節の準備を始めました。米さんの孫・米小センさんは「春節の時は一家団欒で、とても楽しいので、心がとっても暖かいと感じています」と述べました。

　中国西北部の新疆ウィグル自治区では春節期間、各民族の人々は新年の挨拶をしあい、とても楽しそうです。昌吉ホイ族自治州に住んでいる趙志明さんは元日の朝、年始回りにきた隣のウィグル族のジュアブリズさんをもてなしました。ジュアブリズさんは「新年おめでとうございます。趙志明さん、お年始に参りました」と挨拶しました。実は、ジュアブリズさんと趙志明さんは隣近所としてもう50年になり、二つの家族はずっと仲良くしています。

　春節期間、大陸で働いている多くの台湾同胞は大陸で春節を過ごしています。この十数年間、江蘇省昆山は台湾からの投資が集中する地区の一つとなり、台湾からのますます多くのビジネスマンが昆山で定住してきています。

　陳躍文さん夫婦は自分が営んでいるレストランで多くの台湾籍の友達を招き、一緒に除夜の晩餐を食べました。陳さんの奥さんは「初めてここに来て、台湾と良く似ていると思う。友たちと一緒に新年を過ごして、家にいるようだと感じています」と話しました。（翻訳：ｈｕａｎｇｊｉｎｇ）

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