中国の中央銀行である中国人民銀行の2011年活動会議が6日に終わりましたが、会議では市場供給の為替レート形成における役割を生かし、為替レートのもつ柔軟性を向上させ、これからも人民元為替レートの合理的で、バランスの取れたレベルを維持していくという方針を明らかにしました。

　去年、中国は人民元為替システムの改革を推進し、為替レートが合理的レベルを維持させると共に、人民元の越境業務においても飛躍的進展を遂げました。そして今年は引き続き人民元為替レート形成のシステム改革と資本項目の兌換可能を推進し、市場供給の為替レート形成における役割を果たさせ、為替レートの柔軟性を向上させ、人民元為替レートの合理的な安定を維持して、国際収支のバランスをとり、これを促していきます。また、外貨市場の成長に拍車をかけ、為替レートのリスク管理手段の革新を推進していく方針です。（翻訳：ヒガシ）

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