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 <胡主席訪米>中米関係40年の道のり

2011-01-18 15:39:26     cri    

 中米関係はいつの時代においても、人々に注目されてきました。過去の冷戦時代に両国関係は一度22年もの間断絶されていました。1971年の初春、中米両国の卓球選手が他国で出会ったことにより、世界中を驚かせる「ピンポン外交」が展開され、中米関係に劇的な変化が生じました。

 40年前、制度が異なる2つの国が伝奇的な外交を展開しました。

 40年後の今日、まもなく行われるこの2つの異なる制度を持つ国の元首による対話が幅広く注目されていました。

 それから40年が経ちました。当時、大統領の特使として中国を訪問したキッシンジャー氏は「グローバル化という歴史的な背景の下、中国とアメリカは共通のチャンスとチャレンジに直面している。両国はまったく新しい理念を持って、共に40年前には存在しなかった問題に対応する必要がある。これには環境、核非拡散、気候変動などの問題が含まれる」と感慨深く語りました。

 40年が過ぎました。世界は変化し、中国とアメリカも変化していますが、依然として最大の発展途上国と最大の先進国であり、今日の最大の経済体でもあります。人々にもっとも直感的な影響を与えるものとして、数字で見てみましょう。2010年の、中米の貿易額は3800億ドルに達すると見込まれています。中米は互いに第2の貿易パートナーとなっています。中国はアメリカにとって、9年間連続で成長がもっとも速い輸出市場となりました。現在、アメリカでは、10万人の学生が中国語を学習しており、70カ所の孔子学院と200余りの孔子学堂が設置されています。両国が互いに派遣する留学生者数は年間10万人に上り、自国を訪れる相手国の観光者数は300万人を超えています。

 2003年にフランスのエビアンで「南北指導者非公式対話会議』が行われて以降、中米元首の交流はそれまでと比べて一層盛んとなり、世界金融危機後、中国の胡錦涛国家主席とアメリカのオバマ大統領がロンドンで始めて会談しました。この2年近くの間に、両国の元首が7回にわたって会談を行ったことは世界中の注目を集めました。

 1979年1月に行われた中国の指導者故鄧小平氏のアメリカ訪問は、中国指導者による米国訪問の氷を溶かす旅となりました。開放された中国は、世界との共栄互恵の道を探り始めました。時間は矢のごとく、また新しい1年の春を迎えるにあたって、中国のイメージをアピールするビデオがニューヨークのタイムズ・スクエアで放映され、「知恵、美、勇気、才能、富」という角度から中国人のイメージを映し出しています。

 時間の流れに伴って、人々はより深く思慮するでしょう。世界は中国とアメリカの関係に注目しています。(翻訳:董燕華)

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