中国工商銀行は17日、ブリュッセルで「フランスのパリ、ベルギーのブリュッセル、オランダのアムステルダム、イタリアのミラノ、スペインのマドリードでぞれぞれ支店を設立し、即日営業を開始する」と明らかにしました。

　関係筋によりますと、この欧州5カ国の支店は中国とヨーロッパの顧客に預金貸出、決済、貿易融資、投資銀行などを中心としたサービスを提供することとなります。このほか、目下欧州に滞在する華僑と中国人はすでに250万人となっており、また、毎年、ヨーロッパを訪れる中国人観光客は100万人、留学生は20万人を超えているなど、中国関連の金融業務は非常に大きな潜在力を秘めているとのことです。

　これまでで、中国工商銀行が世界28の国と地域で設立した駐在機構はすでに203社に上っています。（翻訳：ｈｕａｎｇｊｉｎｇ）

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