2011年網易経済学者年度会議は12日、北京で開幕しました。席上、多くの経済学者は「今年の中国経済成長率は8%から10%の間で、中国の不動産価格上昇傾向は逆転しにくい」と予測しました。
年度会議は「回復が紆余曲折の中、改革を再スタート」をテーマにしています。2010年ノーベル経済学賞受賞者を含む世界各地からの経済学者が会議に参加し、世界と中国経済の傾向や不動産問題などの問題をめぐって討議を行いました。
会議は「2011年の世界と中国経済傾向予測報告」を発表しました。報告によりますと、世界経済の回復を認める経済学者は8割以上にのぼり、世界経済の最大のリスクは欧州債務危機にあると認める経済学者は4割となりました。また、中国とアメリカの世界経済成長を牽引する役割が期待されていることが分かりました。
経済学者たちは中国の不動産価格など、資産のバブル問題を憂慮した上で、「改革の推進と独占の打破は中国経済の持続的かつ急速な発展を牽引する突破口となる。構造調整が成功するかどうかは中国経済成長を決める要素になる」としました。
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