国連のパン・ギムン(潘基文)事務総長は7日、9日に予定されているスーダン南部の住民投票を自由、公正かつ安全に実行するよう求める声明を、報道を通して発表しました。
声明は「パン事務総長は住民投票を自由、公正かつ安全に実行するよう『包括和平合意』(CPA)の関係側に呼びかけている。国連は、投票過程や協定の実施を全力で支持していく」としています。
スーダン南部住民投票委員会の責任者は7日、「住民投票の準備作業はすべて整った。予定通り実行できる」と発表しました。
スーダン北部と南部が2005年に調印した『包括和平合意』(CPA)によりますと、スーダン暫定政府の統制による6年の過渡期が終了する2011年、南部は1月9日に南部地域の独立分離の是非を問う住民投票を行う予定だと述べられています。(翻訳:コオリ・ミン)
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