チベットの生態安全障壁の保護と整備に関する十大プロジェクトに政府はこれまで25億元を投入しています。これにより、チベットの生態環境が保護されているということです。

　2009年年頭、中国国務院は生態環境の保護と整備に関わる10大プロジェクトに155億元を拠出する内容を盛り込んだ計画を採択し、2030年までにチベットへの生態安全障壁の整備をほぼ完了させるとしています。

　この10のプロジェクトには、天然草地の保護、森林火災の予防、農牧地区でのクリーン・エネルギーの普及、防護林の整備、人工の草植え及び天然草地の改良、砂漠化対策、水土流失対策及び生態安全障壁へのモニタリングなどが含まれています。

　関係筋によりますと、現在、チベットの天然草原の保護、水土流失対策及び砂漠化対策などのプロジェクトは順調に進んでおり、この5年間で植林面積が延べ35万ヘクタールに達したということです。（翻訳：Yan、吉田）

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