米上院は22日に投票を行い、ロシアとの新しい戦略兵器削減条約を承認しました。条約の発効には、ロシア議会での承認も必要です。

　この条約はアメリカのオバマ大統領とロシアのメドベージェフ大統領が今年4月にチェコの首都プラハで締結したもので、去年期限満了になった旧条約に取って代わるものになります。新条約によりますと、向こう7年間で、両国の戦略核兵器の発射装置は700基に、核弾頭はそれぞれ1550発に減少し、削減幅は3分の1だということです。それにもかかわらず、米露両国の核弾頭の数は依然として世界の9割以上を占めています。（12/23　翻訳者：Lin　チェッカー：小野）

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