アメリカ国務省のクローリー報道官は8日ワシントンで、「アメリカはイスラエルとパレスチナの対話再開を促すルートを変えるが、双方が1年間以内に枠組み協議を締結するという目標は変らない」と語りました。
クローリー報道官はこの日の記者会見で、「パレスチナ側が出したイスラエルとの直接交渉再開における前提条件を満たすため、ここ数週間、アメリカは一連の刺激措置を打ち出して、イスラエルとは90日間以内にヨルダン川西岸での入植地建設をやめることについて交渉しつづけたものの、何の進展も遂げなかった」と語りました。
クローリー報道官さらに、「これからの数日間、もしくは数週間以内に、アメリカはパレスチナ・イスラエル双方と接触し、核心的問題について交渉する一方、アラブ諸国やその他の国際的パートナーとの連携を強め、交渉再開の基礎を固めたい」と語りました。
クローリー報道官は、そのほか「パレスチナとイスラエルが最終協定を結ぶには、直接交渉を行わなければならず、アメリカはそれを推し進めていく」と語りました。(12/09 翻訳者:Lin)
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