中国の王民国連副代表は19日、国連安保理会合で「現在、朝鮮半島の情勢は危機一髪の状態にあり、非常に複雑で、敏感だ。中国は非常に憂慮している。朝韓双方が冷静に、自制を保ち、情勢のエスカレートにつながる、いかなる行動も取らないよう要請する」と述べました。
ロシアの要求に基づいて、安保理はこの日に、朝鮮半島情勢をめぐる緊急会合を開きました。会合で、安保理の15の理事国および朝鮮と韓国の国連代表は半島問題について、それぞれの見方と立場を表明しました。
王民副代表は、「朝鮮半島で衝突が発生すれば、まず損害を受けるのは半島の双方の人民だ。『これは地域の平和と安定を破壊し、周辺諸国にも及ぶだろう』と中国は改めて関係方面に指摘した。当面の情勢によって、一刻も早く6ヶ国協議首席代表緊急交渉を行うことが求められている。中国は改めて、各方面ができるだけ速く対話と交渉の正確な軌道に戻るよう呼びかける」と述べました。(翻訳:董燕華)
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