JCCT・中米合同商業貿易委員会（The U.S.-China Joint Commission on Commerce and Trade）の第21回総会が15日ワシントンで開幕しました。総会で、中国の王岐山副首相は、アメリカに対して、中国技術製品の輸出規制への緩和や、貿易救済措置の慎重な適用を求めた上で、中国の市場経済における地位を認めて、中国企業のアメリカでの投資活動を平等に扱うよう呼びかけました。

　開会式の席上、王副首相は「経済、貿易面での協力は、中米関係の重要な礎である。両国経済には大きな相互補完性があり、両国は、必然的に互恵、ウィンウィンのパートナー関係にあらざるを得ない」と述べました。

　また、王副首相は「今回の会議をきっかけに、互恵協力の成果を果たし、来年の胡錦濤国家主席の訪米のための、よりよい条件を作りたい」との考えを示しました。（翻訳：コオリ・ミン）

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